こんにちは。今回は、初めての心療内科受診についてお話ししたいと思います。
仕事や学業、人間関係などのストレスから、精神的・身体的に辛くはありませんか?
専門的な医療機関(精神科や心療内科)を受診した方がいいのか、悩まれていませんか?
受診に迷われている方や、受診するにあたって不安などをお持ちの方はご覧ください。私が体験したエピソードとともに、お話ししていきます。
心身の不調を感じた場合、受診する診療科
気分が上がらない・落ち着かない・眠れない・体がだるいなどの症状が2週間以上続く場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
その際に受診する診療科は、2つあります。心療内科と精神科です。
『どちらを受診したらいいのか』迷われている方は、下記を参考にしていただければと思います。
心療内科とは
体の不調はあるのに、検査などで異常が見られない場合、心理的・社会的な要因で引き起こされている体の症状を扱う診療科です。
精神科とは
不安・落ち込み・イライラ・落ち着かないなどの気分症状、幻聴・幻覚などの精神症状、こだわりや物忘れなどの認知症状が対象となる、心の症状を扱う診療科です。
私が心療内科を受診したきっかけ
私は、仕事のストレスからか高熱が出たり、1~2か月微熱が続いたり、勤務中に動悸や肋間神経痛が頻繁に起こったりしました。
微熱が毎日続いていて、さすがに「おかしいな」と思ったので内科を受診しましたが、血液検査やX線など異常なしでした。
それからしばらくしても体の不調が続いたので、心療内科へ行きました。
心療内科の探し方
私は、ネットで探しました。口コミが良いのと、通いやすい距離(駅チカなど)などを条件に探しました。
私は土日休みだったので、土日に受診可も条件に入れました。
知人や友人で通われている方がいれば、そこに行ってみるのもありかと思います。
予約
良さそうな心療内科を見つけたら、予約をしましょう。場所によって異なりますが、電話やネットで予約できます。
精神科や心療内科は、ほとんどのクリニックや病院などが、完全予約制です。
口コミが良いところは人気なので、なかなか予約が取れません。『今すぐに受診したい!』と思われている方は、注意が必要です。
ちなみに私は、土曜の当日予約か翌日の日曜に予約したくて電話をしました。ですが、空いていませんでした。『翌週なら空いている』ということで予約を取りましたが、受診日までの1週間がとても長く辛かったのを覚えています。
受診する際の持ち物
保険証・お薬手帳(持っていれば)・お金を持っていきましょう。
電話で予約する場合、必要な持ち物を聞いておくと安心ですよ。
受診日当日、初診の流れ(※私の場合)
初診は、だいたい2時間くらいかかります。
クリニック(病院)へ着いたら、まず初めに問診表を渡されます。
内容は、今までの心療内科受診歴や個人情報、家族のこと、緊急連絡先、症状や悩み、チェックテストなどでした。
その後、臨床心理士さんと個室で今現在悩んでいること、心身の症状、過去のことなどを話しました。また、絵を描く心理テストもしました。
私は過去のエピソードで、男性恐怖症のようなものがあったので、「女性医師が良い」と伝えました。
医師の診察
臨床心理士さんとお話しが終わり、待合室で10分ほど待ちました。しばらくすると、名前を呼ばれました。
「心療内科の医師ってどんな感じなのか」不安でしたが、見た目のインパクトが強すぎて、びっくりしたのを覚えています(笑)
私のイメージは、黒髪で落ち着いている感じの人を想像していました。ですが実際は、茶髪ロング、赤の眼鏡に濃い化粧、年齢はわかりませんが40代くらいの方でした。
喋り方も独特で、話したいことが伝わるのか不安でした。
ちなみに、初診は緊張などで上手く話せるか不安なことが多いと思います。ですので、紙に話したいことをまとめて、診療時に見ながら話すか、医師に見せることをおすすめします。
問診表に書いた症状の確認や、薬を処方するか否か、心理テストの結果、今後のこと(治療や通院)について30分くらいお話しをしました。
診察終了後
私は、不眠があったので睡眠薬と、肋間神経が痛み・動悸を感じていたので精神安定剤を処方していただきました。
医師とは「相性が合わないな」と感じていましたが、胸の内を専門家に話したことで心が軽くなったのを覚えています。
初診の料金
クリニックや診療内容によって異なりますが、初診は5000円くらいでした。
最後に
精神科や心療内科は、患者と医師のコミュニケーションがしっかりとれていることが大切だと思います。患者自身が話さないと分からない症状が、ほとんどだからです。
医師も人間なので、合う合わないがあります。私は、3つ目のクリニックで相性の合う医師に出会えました。相性の合う医師と治療を進めていくことが大切です。
『このくらいの症状で行っていいのか』と思われている方、まずは不安なことを相談してみるだけでもOKです。
悩んでいることや不安などのストレスを『まだ大丈夫。』と放置しておくと、手遅れになる可能性があるので、早めに受診することをおすすめします。