こんにちは。今回は、前回の記事に”知人から『HSPなんじゃない』”と言われたことについて書きたいと思います。
HSPとは?
HSPとは、”HSP(Highly Sensitive Person)とても敏感な人”です。私がHSPを知ったのは中学生の時でした。
HSPは病名ではありません。気質や体質のことをいいます。
『どんな人がHSPに当てはまるのか?』気になりますよね。
自己テストがありますので、少しでも当てはまるなら「はい」、全く当てはまらないかあまりあてはまらないなら「いいえ」で答えてみてください。
HSP自己テスト
・自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気付くほうだ
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
・カフェインに敏感に反応する(慣れてしまっている人もいる)
・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
・豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい(熱中しやすい)
・騒音に悩まされやすい
・美術や音楽に深く心を動かされる
・とても良心的である
・すぐにびっくりする(仰天する)
・短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
・人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく (例えば、電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
・一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ
・ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気を付ける
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応がおこる
・生活に変化があると混乱する
・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
・子供のころ、親や教師は自分のことを『敏感だ』とか『内気だ』と思っていた
23個の質問のうち、12個以上に「はい」と答えた方は、恐らくHSPでしょう。ちなみに私は20個に「はい」と答えました。
HSPを知るまでは、生きづらさに苦しんだ
HSPを知るまでは、”なんでこんなに悩みやすいのか”とか”落ち込みやすいのか”とか”存在していていいのか”など生きづらいと感じたり、他の人と違うなと思ったりしていました。
HSPを知ってから、心が少し楽になった
しかしHSPを知ってからは、”私以外にも同じ気質を持った人は存在するんだ”と独りではない安心感のようなものを感じました。
知った当時は、中学生だったのでインターネットの普及がある程度始まっていた時でした。TwitterやInstagramなどのSNSはありませんでした。
今では、SNSが主流となる時代ですのでHSPの人を見つけることができます。”同じ気質の人って意外といるんだな”と思いました。
敏感すぎるのは、【長所】
敏感すぎるのは、短所ととらえがちですが、長所でもあります。
例えば、周りの変化に敏感であれば、気の利いた事をすることが出来ます。ミスをしたり、物を忘れないように気を付けているのであれば、几帳面で真面目で優秀です。
敏感に合わせた生き方を
”敏感すぎる”ことは、正直苦しいし生きづらいですが、敏感に合わせた生き方をすれば長所を伸ばすことも出来るのではないかと思います。
仕事をしていた時は、職場の空調や周りの人の作業音、クレームなどの怒鳴り声に敏感でした。すごくストレスが溜まりました。
人の顔色を伺い、気を使いすぎて仕事では疲れてしまいました。また、ミスや物を忘れないよう常に神経を張り詰めていたので、しんどかったです。
我慢をしすぎて心身を壊してしまったので、仕事を退職しました。現在は、自宅でブログを書いたりのんびりと生活しています。
私は今、敏感に合わせた生き方をしています。
自分に合わせた生き方をすることで、頻繁に悩むこともなくなりストレスを溜めることもなくなりました。今はとても穏やかに過ごせています。
最後に
HSP気質の人は自分に合った生き方ができることを願っています。
HSP気質ではない人には、『こういった人もいるんだ』ということを知ってもらえたら幸いです。