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診療情報管理士

医療事務の専門用語と市立総合病院の仕事内容について

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前回の記事で書いた専門用語の説明です。私なりに砕いて書いているので、詳しく知りたい方はきちんとお調べになってください。(+診療情報管理士の業務をチラッと)

 医療事務の業務内容や、これから病院で働きたい人、働く人への参考になればと思います。(病院によって業務内容は異なりますので、こんなものもあるんだと参考程度にご理解していただければと思います。)

まず、医療費の発生は点数で決められています。領収書の各項目に〇点と書かれているのを目にしたことはありませんか?例えば、手術をしたら〇点、内視鏡検査をしたら〇点、採血をしたら〇点など。それらを算定して患者の保険証に合わせて3割の額を支払うことになります。(人によって2割または1割)

DPCとは、国が推奨する医療費支払い制度である、包括医療費支払い制度のこと(従来は出来高)です。1回の入院に対して一つの病気を治療するという考えに基づいて定められた制度です。

病気や治療によって分類される診断群分類によって主治医が該当するかを判断するので、全ての患者が対象となるわけではありません。

従来の診療行為ごとの点数をもとに計算する<出来高支払い方式>とは異なり、入院期間中に治療した病気の中で、最も医療資源を投入した疾患(一つ)のみに厚生労働省が定めた1日当たりの定額の点数からなる包括評価部分(入院基本料、検査、投薬、注射、画像診断など)と、出来高評価部分(手術、リハビリなど)を組み合わせて計算する方式です。

診療情報管理士は、カルテに書かれている治療内容や使用薬剤などを見て、どの病気に対して最も医療資源を投入しているかを判断し最資源病名を確認します。(病名を指定するのは医師のお仕事。)違っていたら医師に連絡したり、こちらの方がいいのではないかと提案したりします。退院患者のものをやるのでかなりスピード勝負です。慣れないとなかなかきついです。

PET/CTについて。PET/CTとはCTやMRI、PET単体の検査とは異なります。PETとは放射能の薬剤を用いる核医学検査の一種です。放射能と言っても、被爆するほどの量ではありません。検査時にブドウ糖に近い成分を注射するのですが、このブドウ糖に近い成分ががん細胞に密集します。密集場所によってがん細胞がどこにあるかを撮影できる仕組みになっています。全身のがんなどを一度に調べることができるものです。一度に調べられるということから近年では人気の検査になっています。

私が行っていた業務は、電話で患者からPETに関しての質問の受け答えや放射線技師や放射線科の医師と連絡を取って予約(オーダー)をいれたり、採血や超音波検査も健診の中に含まれていたので臨床検査技師たちとも連絡を取ったりしていました。検査結果が出てからは、紙媒体に出力し検査項目が正しいかを電子カルテをみて確認し間違いのないように各患者に結果を郵送する手続きを行っていました。

産科医療補償制度について。産科医療保障制度とは、分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんとご家族の経済負担を保証するとともに、脳性麻痺発症の原因分析を行い再発防止に役立つ情報を提供する制度です。

私が行っていた業務は、当院で分娩する妊婦に対して入院してから産科医療保障制度の用紙を記入してもらいます(用紙は産婦人科で配布していたので恐らく看護師が記入を促していた)。記入された用紙を見ながら保管用にExcelに打ち込み、Webサイトに新規登録の手続きを行ったりしていました。電話番号や住所がPCでの登録と用紙で違っていた場合は、妊婦本人に連絡をとって確認します。飛び込み分娩の方は登録が遅れる可能性があるので、産科医療保障制度のコールセンターに直接電話をして登録できるか確認を取っていました。

私の中で産科医療保障制度が一番作業するのに難しかったです。イレギュラーなものもありましたし、妊婦本人やコールセンターなど様々な人と関わらなければいけなかったからです。

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